法律事務職員能力認定試験

　法律事務所の事務員は特別な資格が無くても働けますが、実際に働いてみると、法律事務の内容は驚くくらい多岐にわたるので、向上心なくして働けない仕事だと思いました。
初めは裁判所や検察庁からの電話対応で『今の…日本語ですか？』と思うくらい何を言っているのか分からなかったし、手続き内容も毎日毎回違う手続きでしたので、必死で覚えようとしていた記憶があります。法律事務６年目でも未経験の手続きがたくさんありますし、覚えることはまだまだありそうです。
そんな法律事務所で働く事務員さんなどを対象に日本弁護士連合会が「法律事務職員能力認定試験」という試験を実施しております。
ちょっと難しいこの試験、弁護士業務を補助するために必要な手続法だったり、弁護士倫理の知識だったり、実務でも関係する法律のことなどが問われます。
2年前に受験して見事合格を果たしたときはかなり達成感があったのですが、それでもまだまだ知らないことがたくさんあると思い知らされる今日この頃です。この試験に合格すべく勉強をし始めた事務員もおりますので、このブログでいいご報告が出来ることを願いつつ、応援したいと思います。